会員紹介

3Dの技術でアイデアやデザインを形にしていく

山好きエンジニア窪田さん 

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​名前

窪田さん

職種

機械系エンジニア

移住歴

山梨→愛知→東京、横浜→山梨→(長野) 

プロフィール

約20年、機械系エンジニアとして自動車や電機器、設備機器メーカーで開発・設計の仕事を経験し、4年前に都内から地元の山梨県へUターン。2020年にフリーランスとして独立するにあたって森のオフィスの会員に。森のオフィスを今後の活動拠点と定めて移住も計画。登山や釣りなど自然を愛するエンジニア。

Q:山梨県甲府市のご出身なんですね。Uターンで戻ってこられたそうですが、戻られる前はどのようなお仕事をされていたんですか?

主に電気自動車の開発に携わっていました。大手自動車メーカーの技術部で、電気自動車(EV)のモーター冷却システムの開発やハイブリットの構成部品の開発に携わっていました。
都内へ転勤してからは、電気自動車の技術説明員として展示会の企画、準備、運営や自動車技術のホームページの校正などをやっていました。国と企業と大学(産官学)が一緒になって立ち上げたプロジェクト「スマートグリッドの実証事業」なんかにも関わったりしましたね。

Q:移住(Uターンする)のきっかけを教えて下さい。

両親や親戚が高齢になってくるなかで、親族で唯一の男子という事もあって出来るだけ近くにいた方が良いと感じる様になったんです。加えて、田舎で育った私は人混みが大の苦手。首都圏の通勤ラッシュと人混みには、とても強いストレスを感じていました。また、アパートと駐車場の賃貸を検討したのですが…高額すぎて「とても私には引退まで都心で過ごせない」という事も感じ、Uターンを決意しました。

Q:山梨県に戻られてからはどのようなお仕事を?

3DCADと生産設備を持ったメーカーに勤めました。そこでは技術の進化に驚かされました。自動販売機くらいの大きさの設備を生産する企業でしたが、従来なら最低2〜3か月はかかると思われる様な特注対応品を、設計から出荷まで2〜3週間という驚きの速さで生産していて、私自身も実務1年目で約100タイプの設計をしました。

この技術を使ってもの作りをしていきたい。また、できれば多くの事業者様へ伝えていきたいという思いから2020年1月に独立し、フリーランスという道を選ぶ事にしました。

Q:今はフリーランスになられて具体的にどのようなことをされているのでしょうか?

「機械設計・製図・CAD化の請負」「3Dプリント」「もの作りコンサルタント」を始めています。

SOLIDWORKSという3DCADを使って、機械設計・製図や3Dモデリングを行っています。また、3Dプリンターで設計完成モデルや治具製作、作品モデルの作成もしています。

派遣社員と同様に企業に出向して機械設計などの仕事をしたり、個人事業者の方から3Dモデルや3Dプリントの製作を請け負ったりする形で事業を始めています。

開業して、さあ営業というタイミングで「緊急事態宣言」。企業へ出向して仕事を始める計画でしたが出来なくなりました。そこで補助金を申請して「3Dプリント」を事業として強化する事にしました。おかげで「3DCAD設計」+「3Dプリント」として準備が整ってきたと思います。

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Q:森のオフィスに3Dプリンターを持ち込んで製作されている姿を見かけることがあります。何か作って欲しいものがあれば気軽にお願いしてもいいのでしょうか?

もちろんオッケーです。3Dプリントは製品モデルもですが、石鹸やデザインキャンドルなんかの試作型も簡単にできるので気軽に声をかけてみて下さい。あと、森のオフィスで「(3DCADがなくても出来る)3Dプリンターの使い方講座」をやってみようと準備しています。使い方を覚えて頂いた方は無料または原価に近い料金で使ってもらおうと思っています。
私などは自分が想い描いたものが、だんだんと形になってゆくのを見ているとワクワクしてくるのですが、そういったもの作りの楽しさも知ってもらえたら嬉しいです。

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Q:ところでどのようにして森のオフィスを知ったのでしょうか?

フリーランスを始めるにあたって拠点とするコワーキングスペースを探しました。山梨県と諏訪の南地域のコワーキングスペースをほぼ全て見学して廻って、その時に森のオフィスに出会いました。料金、施設の良さ、会員の多さ、スタッフの良さ、あらゆる面で森のオフィスは抜きん出ていると思えたので、少し遠いけれど森のオフィスにしようと思いました。
キレイで、会議室も使いやすく、駐車場も広いのでお客様を呼ぶのにも良いと思いました。

Q:そんなに褒めていただいてありがとうございます。ちなみにスタッフの何が違いましたか?

まずスタッフの多さが違いました。他のところはスタッフが一人とか二人とかのところが多くて、しかも受付の中にスタッフさんがいるところが多かったんです。森のオフィスみたいにスタッフがフロアをうろうろしていない(笑)。それに 森のオフィスのスタッフは話しかけてくれるんです。入会したばかりの時、他の会員さんへ紹介してくれたり、とても心強かったのを覚えています。

Q:窪田さん、以前よりも人と話したりするようになりましたよね。

約1年で、顔を見たら声を掛けてくれる方が3〜4人できました。少ないと思うかもしれませんが、人付き合いが苦手な私からすると凄い事。単純計算で5年後には15~20人の繋がりができる計算になります(笑)

森のオフィスが開催するパーティーや、スタッフさんからの紹介、普段の何気ない挨拶などで、特に何かしなくてもいつの間にか少しずつ繋がりが出来たように思います。

仕事だけではない繋がりができて、最近はここを拠点にしてやっていく方が将来明るそうだなと思うようになっています。今は片道1時間かけて通っているので、家賃補助の施策もありますし富士見町に移住する検討を進めています。

あと、富士見町にある企業のうちの2社とお話しして、仕事もさせてもらいましたが、富士見町の中だけでも機械設計エンジニアの仕事は思った以上にありそうだ感じています。

Q:森のオフィスと関わったことで生まれたプロジェクトはありますか?

会員同士のつながりで、お互いに「こんな事業をしている」という紹介から「こんな講座があったらいいよね」などの話になり、新しい講座やクラブ活動?のプランなどの話が挙がっています。

森のオフィスの良い所は、会員さんが色々な講座を開いてくれる「学びの場」にもなっていること。同時に「情報発信の場」にもなっていると思います。

Q:お休みはどう過ごしていますか?

登山に行くことが多いですね。この1年はご無沙汰でしたが、平均で月に3〜4回くらいのペースで山に行きます。八ヶ岳はもちろん、剣岳、槍ヶ岳、甲斐駒ケ岳、北岳など森のオフィスから見える山はだいたい全部登っています。2017年から登山を始めたのですが、日本百名山52座、山梨百名山62座など約4年で200座以上は登っています。

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Q:4年前から登山をはじめたということですが何かきっかけがあったのでしょうか? 

最初のきっかけは不純なんですけど(笑)登山婚活パーティーでした。コミュニケーションが苦手な自分でも自然の中だと割と楽しくお話ができたんです。その後登山サークルに入って、次第に山そのものが好きになってきて、難易度の高い山を目指すようになって一人で登るようになりました。

山の上のビールがヤバいくらいうまいんです。 たくさん汗をかいて登ってきているのと、そこに目の前に広がる絶景と、標高が高いとビールの泡がきめ細かくなるのが合わさって普段(下界)の3倍はうまいですよ。八ヶ岳や立山とか山小屋に温泉があるところがあるんですがプラス温泉があったら4倍うまいです(笑) 

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富士見町は八ヶ岳、南アルプス、中央アルプス、北アルプスへのアクセスが良くて、1時間もあれば登山口に行けるので山好きには最高のロケーションだと思います。

Q:山梨から富士見町へ移住を検討されてるそうですが、富士見町の印象はどうですか? 

国道20号を走っていると気付きませんが、少し入ると…スーパーはキレイで大きく品揃えも豊富、ホームセンターも品揃え十分、町役場や中学校、図書館などの公民施設や公園なども立派でキレイ、オシャレで美味しそうな店も点在している。住む上で全く問題ないと感じています。冬は少し寒いですが、その分夏は涼しい。

何より八ヶ岳や南アルプスをはじめとする山並みの景色が素晴らしい。新緑や紅葉、雪景色など季節ごとの色あいの変化がみられるのも楽しいです。

Q:ぜひこれから移住を考えている人にアドバイスをお願いします。 

「人は環境が変わると変わる」と言われています。もし都心の人混みや通勤ラッシュ、高い家賃で強いストレスを感じていたなら、富士見町への移住を考えてみても良いのでは?と思います。森のオフィスには移住してきた会員さん(移住仲間)が大勢いて、富士見町も移住を応援してくれているので移住はしやすいと思います。

私個人はエンジニアのつながりを広げていけたらありがたいと思っているので、エンジニア大歓迎です。